○第44回全日本学生パワーリフティング選手権大会 2017年7月30日 大阪・阪南大学 ◆男子66kg級 第5位 橋本拓郎(3年)SQ 180kg BP 125kg DL 192.5 T497.5kg ◆男子74kg級 第6位 川井修平(4年)SQ 240kg BP 135kg DL 200kg T 575kg 第10位 中村勇弥(2年)SQ 180kg BP 165kg DL 190kg T 535kg ◆男子105kg超級 第2位 大原友海(3年)SQ 255kg BP 155kg DL 235kg T 645kg [コメント] 第一セッション最初のグループ74kg級には、川井と中村の2人が登場した。最後の全日本学生大会 となる4年の川井は、これまで出場した大会は試技の成功率が低く、昨秋の関東学生大会ではBPで 失格している。この日は、SQ 3試技成功でリズムに乗り、BPも堅実に3本取った。DL2本目にバーの 下がりを取られ失敗したものの、同重量の3本目は引き切り、9本中8本成功で初めて6位入賞を果た した。 2年生ながら初めて全日本学生に出場した中村は、得意のBPで170kgを目標に重量設定をしたが、2 本目、3本目で失敗に終わり記録を伸ばせなかった。 続いて同セッション2つめのグループ66kg級には主務の橋本が出場した。3人による5位争いに絡み、 DL 3本目では試技直前に190kgから192.5kgに重量変更を申請し、見事成功。混戦を抜け出し5位入 賞を果たした。 第二セッションには105kg超級の大原が出場した。出場人数は4人と少ない階級だが、その中で成功 試技を積み重ね見事2位に輝いた。3年生以下の出場者は来年以降、表彰台をめざして頑張ってもら いたい。 なお、学生大会は来年度から一律ノーギアに変更となる見込み。国際パワーリフティング連盟が2016 年に、ノーギアで行う世界大学対抗選手権大会を新設した。その予選会に該当する大会がなかった ため、既存の学生大会をノーギア化し代表校を決めることになる。ギアならではの予想外の展開が少 なくなるのは残念だが、ギアを着るという障壁がなくなるため、早稲田としてはボディ志向の部員を含 め今後より多くの選手がパワーの学生大会に出場しやすくなるだろう。 大学対抗で競う世界大会への出場も、大きな目標になる。 (高梨監督記) |